矢作川学校事務局(豊田市矢作川研究所内) 
TEL (0565)34-6860 FAX (0565)34-6028

最近の投稿

アーカイブ

 
2024年07月27日

【開催場所】籠川

【参加者】教員親子、豊田市教育自主研環境教育グループ

・川で学習する際の危険箇所の説明
・日本ライフセービング協会の資料と現場の河川を元に説明した
・水際のえぐれ、石の上が滑りやすい、障害物まわりの流れ、川底のゴミなど
・川の生き物の捕まえ方の説明、捕まえた生物の解説
・よく見られる魚の見分け方を写真やイラストで説明した
・オイカワとカワムツ、ニシシマドジョウとホトケドジョウ、アユのハミアト、
カワヨシノボリのオスとメス、ミナミメダカ(捕獲無し)とカダヤシ
・その他にカマツカ、スナヤツメ類(アンモシーテス幼生)、ハグロトンボ(幼生)
コオニヤンマ(幼生)ほか複数種のヤゴが捕獲された。
・参加者は一様に「市内に安心して川遊びができる場所があるとは知らなかった」
「また遊びに来たい」との声があった。
・当日は亀首まちづくりの会がコミュニティリバーで籠川河川敷の草刈りを行っ
ており、親子が籠川で楽しむ姿を見てもらうことができた。

  

 
   
 
2024年07月21日

【開催場所】逢妻男川

【参加者】地域住民親子、トヨタ車体従業員親子、若園地域コミュニティ会議ほか

・逢妻男川に棲んでいる生き物を調査・観察した。

・川に入っていろんな生き物と触れ合えて楽しかった。

・草の近くにエビがたくさんいてとれたのが楽しかった。

・魚をとろうとしても動きが速くて なかなかつかまえれなかった。

・子供より父親が一番楽しそうだった。

・前日に仕掛けたカメ罠に、たくさんのアカミミガメとスッポンが入っていたのに

びっくりした。

・捕まえた生き物を講師の人が名前を教えてくれて勉強になった。

  

 
   
 
2024年07月09日

【開催場所】西広瀬小学校体育館

【参加者】西広瀬小学校児童、教員、保護者、地域ボランティア

「矢作川の水質と生き物の変化ーみんなが測ったデータから分かることー」という演題で、講演をしていただいた。

・水の濁りの正体が何か

土や泥だけでなく、小さな生き物やその死骸、糞などがある。

・透視度測定で分かることは何か

季節によって違いがある。

雨の多い季節の透視度は、低い傾向にある。

東海豪雨の後、透視度の低い状態が数か月続いた。

ダムができたことで、棲んでいるものに変化が生じた。

・ダムによる環境の変化は

土砂がダムにたまることで、下流に流れてこない。その結果、川底が固定されていく。

固定された川底には、厚い苔が付着していき、棲む生き物が変わってきている。

トビケラの仲間が多数生息し、川底の岩をさらに固着させている

 

児童の振り返り

・ダムのよいところと、悪いところを知った。よいところは水の調整をしている。大雨のときに、一時的に水を止めておいてくれるけど、悪いところもあって、砂や石が流れないから、アユなどのえさがなくなっている。砂や石を流すバイパスが計画されていると知って安心した。これからも川を大切にしたい。

・2000年9月の東海豪雨で、川の水が汚くなったと知った。

・ぼくたちが続けている水測が大切だと分かった。

・今まで水測で何を検査していたかとか、矢作川が今どんな問題をかかえているか、川が汚れる原因は何かなど分かった。

・トビケラが石にいっぱい巣を作っていることや、ダムができてから川底が動かなかったり、ダムに砂がたまったりしていることが分かった。

・ダムはよいはたらきが全てかと思っていたけど、川にも影響を及ぼすことがあることに驚いた。環境問題に取り組んでみたいと思った。

 
   
 
 
ページのトップへ▲