矢作川学校事務局(豊田市矢作川研究所内) 
TEL (0565)34-6860 FAX (0565)34-6028

最近の投稿

アーカイブ

2024年06月29日
水田で生きもの観察会

【開催場所】花沢町の赤とんぼ米栽培水田

【参加者】赤とんぼ米友の会会員家族、JA職員ほか

・「赤とんぼ米」(特別栽培米ミネアサヒ)を栽培している3筆の水田で、参加者と一緒にアキアカネをはじめとする水生生物を採集し、それらの名前や生態等を解説した。

・捕獲された主な水生生物は以下の通り。

アキアカネ(ヤゴ、成虫)、コオイムシ、マツモムシ、コマツモムシ、コシマゲンゴロウ、チビゲンゴロウ、ヒメガムシ、ニホンアマガエル、トノサマガエル など

・子どもたちは、カエルやオタマジャクシを直接触ったり、卵を背負っているコオイムシや羽化して間もないアキアカネの成虫を捕まえたりして、喜んでいた。



2024年06月16日
生きものの生態を知る

【開催場所】逢妻女川ながれ橋付近
【参加者】小清水小学校、美山小学校児童および保護者    逢妻中学校生徒ボランティア     逢妻女川を考える会会員ほか

 

・開催日前夜の雨で逢妻女川が増水し、当日の朝も水位が下がらなかったため、川で予定していたガサガサは中止。

・逢妻女川を考える会が当日朝に採集した魚類やカメ類等を水槽に入れて室内展示。館内でパワーポイント資料を用いて魚類の種類や生態を解説(光岡先生)。

水槽に入れたエビ・カニ類および水生昆虫類を見ながら、種類や生態を解説(浜崎)野外の水槽に入れたカメ類を見ながら、種類や生態を解説(矢部先生)。

・ナマズやニホンイシガメ、スッポンに触ることができて楽しかった。

・スッポンの甲羅が柔らかいことを直接触って確認できてよかった。

・川でのガサガサは出来なかったものの、生き物を直接見たり触ったりできて、子どもたちは喜んでいた。



2024年06月08日
植物観察会

【開催場所】初音川ビオトープ
【参加者】初音川ビオトープ愛護会会員ほか

・この植物観察会は、愛護会がビオトープの管理を行うにあたり、除去すべき植物と残すべき植物を確認するため、2008年から年に一回行っている。
・愛護会が大型の外来種を選択的に除去し続けているので、ネズミムギ以外の外来種は大幅に減少している。
・2023年に研究所が実施した植生調査の結果から、草刈機の使用をなくす、もしくは減らすことで外来種の比率が下がり、大型の在来種の保全につながること、一方で頻繁な草刈機の使用は大型の外来種の駆除につながること、草刈機の使用が年2回までなら在来種が優占する草原の維持が可能なことを紹介した。
・愛護会からは、外来種以外にもヨモギ、ツルマメなど部分的に繁茂しすぎている在来種を抑制する管理を行う計画が示された。



 
 
ページのトップへ▲