矢作川学校事務局(豊田市矢作川研究所内) 
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2010年03月06日
第6回(2009年度)矢作川学校ミニシンポジウムを開催しました

◆開催日 2010年3月6日(土) 13:00~17:00
◆開催場所 豊田産業文化センター 4階視聴覚室

今回は高校生、高等専門学校、大学生・大学院生による12題の発表がありました。発表内容は生物、水質、河川工学、環境啓発と多岐に渡っていました。水生生物では、矢作川水系で問題になっている外来生物のカワヒバリガイやミシシッピアカミミガメに関しての話題が盛んでした。どの発表も野外で取った科学データを上手にまとめ、プレゼンテーションにも工夫し、聞き手を楽しませてくれました。もちろんご指導に当たられた各学校の先生方のご尽力もあってのことですが、「1、2年という短い時間に関わらず、よくぞここまでまとめあげたね。素晴らしい!」と思わずエールを送りたくなる発表ばかりでした。
毎年終わってみると、彼らの楽しみながら科学した成果をもっともっと多くの人に聞いていただきたいと欲が出てきます。川に関するNPOで活躍されている方、河川管理に携わっておられる行政の方々や利水団体の方々などへ呼びかけをしたいと思っています。それには事務局も学生さんたちの発表に負けず劣らず努力を重ねて行く所存です。どうか、皆さんも応援してください。(矢作川学校事務局:内田朝子)

H21年度 矢作川学校ミニシンポ 発表タイトル

1)岩松宗毅・小池孝志・田村ユカ・牧野清佳・村松由希子/豊田東高校
「矢作川および豊川で繁殖するカワヒバリガイのDNA解析」
2)愛知県立衣台高等学校
「豊田市逢妻女川の水生動物相、特に外来生物の現状と対策」
3)田代悠介ほか/愛知県立岡崎北高等学校サイエンス部
「西三河地区の土壌環境・水環境の調査報告と地域への啓発活動」
4)相内香穂・増田拓弥/豊田工業高等専門学校 環境都市工学科
「豊田市内の河川水質と流域土地利用との関係」
5)江端一徳/豊田工業高等専門学校 環境都市工学科
「豊田市中心部を流れる河川における降雨時のリン濃度変化」
6)酒井雄一・桑原浩介/愛知工業大学4年
「菜園型屋上緑化の熱環境緩和効果」
7)柴田季輝・齋藤雄樹/愛知工業大学4年
「矢作川における底生動物の調査」
8)尾崎太紀・西川将矢/愛知工業大学4年
「矢作川古鼡の中州における河床変動と底生動物」
9)原田宣昌・西 大喜・林 雄太/愛知工業大学4年
「豊田市内における陸産・淡水産貝類の調査」
10)落合卓也/愛知学泉大学コミュニティ政策学部
「安城市本證寺内堀の水生動物、特に外来生物の現状と対策」
11)松下毅大/愛知工業大学院修士1年
「ダム、水力発電および用水取水による流況変化が矢作川のカワゲラ類へ与えている影響」
12)安藤真也/愛知工業大学院修士2年
「矢作川古鼡の中州の発達過程とその侵食を促進する事業の効果」



 
 
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