2024年06月08日
植物観察会
【開催場所】初音川ビオトープ
【参加者】初音川ビオトープ愛護会会員ほか
・この植物観察会は、愛護会がビオトープの管理を行うにあたり、除去すべき植物と残すべき植物を確認するため、2008年から年に一回行っている。
・愛護会が大型の外来種を選択的に除去し続けているので、ネズミムギ以外の外来種は大幅に減少している。
・2023年に研究所が実施した植生調査の結果から、草刈機の使用をなくす、もしくは減らすことで外来種の比率が下がり、大型の在来種の保全につながること、一方で頻繁な草刈機の使用は大型の外来種の駆除につながること、草刈機の使用が年2回までなら在来種が優占する草原の維持が可能なことを紹介した。
・愛護会からは、外来種以外にもヨモギ、ツルマメなど部分的に繁茂しすぎている在来種を抑制する管理を行う計画が示された。
