【開催場所】籠川中流域(青木橋付近)
【参加者】可児市めだかの楽校
■実施内容
・籠川中流域で魚類採集をしてもらったうえで、採集された各魚種の見分け方や生態などを解説した。
・合計7人(講師含む)による採集によって、14種の魚種(カワムツ、オイカワ、フナ類(※体サイズが小さく鰓耙数は確認できなかったが多分ギンブナ)、カワヨシノボリ、アユ、ナマズ、ギギ、カマツカ、ブルーギル、カダヤシ、ドジョウ、ニシシマドジョウ、ホトケドジョウ、タモロコ)が確認された
・採集者に採集場所を確認することで、生息場所利用について理解してもらった.
■感想
【籠川について】
・前の晩の雨にもかかわらず、濁りもほとんどない籠川がすごいと思った。
※川の水位のリアルタイム情報が、籠川の中流域でも確認できると、さらに良いなと感じた(早めに現場に行き、当日キャンセルした参加者に川の情報を送ったが、遠方からの参加のため、現場に来られず残念そうだった。)
・籠川は岸からのエントリーがしやすく、(観察場所では)駐車場があり車で来られることに加え、川底に砂が多く、子供でも入りやすく安全に魚類採集が楽しめる良い川だと思った。
・魚類の種類が多く、採集していて楽しかった。
【採集魚種などについて】
・流れの緩やかな止水域ではフナ類、カダヤシ、タモロコが確認されるなど、各魚種の生態に合った場所で採集されたのは納得の結果だった。
・全長19 cm程度の巨大なドジョウが捕れてビックリした。
・前回ギギを捕れずに悔しがっていた子が、今回リベンジ(ちゃんと捕れた!)できてとても嬉しそうだった。
・たも網を用いた採集にもかかわらず、アユが採集されたのは驚きだった。(採集されたのが本徳川との合流点の緩流域であり、前夜からの雨による濁りを避けたためかもしれないという解説も興味深かった。雨の後ならではの学びもあると感じた。)
・ナマズの子ども(小さいナマズ)が採集できてうれしかった。あと、ナマズは特定の水草(オオフサモ)が水面に繁茂している場所でのみ採集されたが、流れが緩やかなことが関係しているかもしれないと感じた。
・多くの魚種がいるので、新たな種が採集されると参加者同士で「どんなところで捕った?」などの情報交換が自然と起こり、結果として魚類の生息場所を体感できたと思う。
・(優占種は別として)採集者によってよく捕れる魚種が異なっていたのが興味深かった。採集者ごとに捕り方の癖のようなものがあり、それによって採集されやすい魚種も異なるのだろうな~と思った。以前「バケツの中を見ると、その人の捕り方がわかる」という話を聞いたことが思い出された。
・今回は、参加者による「同定チャレンジ」は行われなかったが、オイカワ、カワムツ、(アブラハヤ※今回は採集されず)の通称「ハヤ3兄弟」はやはり見分けにくいなと感じた。
【そのほか】(全体について,お礼など)
・「また来年も来たい」というリクエストを叶えてくださり感謝している。
・県外からの参加にも関わらず、めだかの楽校も申込を継続して受け付けてくださる矢作川研究所に感謝している。
・矢作川学校での学びを、めだかの楽校での活動に活かしたい。
・魚を捕る技、同定能力をもっとつけたいと思った。

魚類採集の様子

採集魚類の確認作業

やっととれたギギと記念撮影