矢作川学校事務局(豊田市矢作川研究所内) 
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2021年11月18日
魚類と水生昆虫の紹介

【開催場所】梅坪台中学校
【参加者】梅坪台中学校生徒

・淡水魚類の生態について
・昆虫の生態について

〇魚類の紹介
・矢作川でのアユの生態研究およびアユを研究するまでのキャリアの履歴について紹介した。学生からは、「地元陣中地区を含めて矢作川の現状がよくわかった」とのコメントが寄せられた。
・将来の職業選択にあたり、自分の好きなことを大事にして将来を考えるとのコメントをもらった。

〇昆虫類の紹介
・研究という仕事について、水田で実施した水生昆虫研究の事例を挙げ、観察することや不思議に思うことの大切さを解説した。また、身近な昆虫の不思議な生態として、ミツバチの巣のハニカム構造やマルカメムシと共生細菌との関係などを紹介した。
・昆虫が持つ様々な機能が私たちの生活に活かされていることに興味を持ったなどのコメントがあった。



2021年10月12日
水生生物調査

【開催場所】巴川支流朝日川
【参加者】追分小学校 3、4年生

地域の川である朝日川の水生生物を採集し、身近な自然環境について学ぶ

  • 巴川に合流する300 m程上流の朝日川は川幅3 m程の小河川で、川への入り方、生物の採集方法について説明した後、生徒達と一緒に朝日川へ入って、水生生物の採集をして、採集された生物の紹介、朝日川の河川環境について解説した。
  • 朝日川は小河川ながら、水生生物の種数・個体数ともに豊富で、魚類はカワムツ、カワヨシノボリなどをほとんどの生徒が採集しており、他にアブラハヤ、アカザ、カマツカ、ドジョウ、ニシシマドジョウが採集されていた。
  • 魚類以外の水生動物では在来のスジエビが多く、コシボソヤンマ、コヤマトンボなどのトンボ類も数多く採集された。
  • 一方、外来の水生生物は全く採集されず、細流ではあるが在来生物が保全されている良い河川環境であることを説明し、今後もこの環境を守って欲しいと伝えた。
  • 生徒からはたくさんの生きものが採集できて楽しかった、驚いた、また友達と遊びに来たいなどの感想が聞かれた。


2021年10月01日
巴川の生き物観察

【開催場所】巴川(香嵐渓近く)
【参加者】足助小5年生

・川岸で魚類や水生昆虫の採集
・採集した生き物を題材に生態を説明

       



2021年09月29日
平井小学校 川学習

【開催場所】岩本川(扶桑町)
【参加者】平井小2年生

生活科の授業としての「岩本川たんけん」
・岩本川でのガサガサ(生物採集)の指導
・教室での川と生物についての解説
「川幅が広いところ・狭いところ」の映像を見て、生き物のすみかなどの関りについて学習。その後、川から連れてきた生き物をプロジェクタで拡大して見た。

・岩本川での川学習で、初めて水深や川幅をメジャーで測っていた。
・小野内会長がジュズダマを説明したのでジュズダマを採っている子もいた。
・かなり深くなっているところがあった。
・映像では、広くて浅い所に稚魚が多くいるところが子どもたちの反応があった。

 

採集の様子

 

 

川幅・水深計測

 

 

ジュズダマとり

 



2021年08月08日
水生生物の採取方法および水生生物の解説。外来生物に関する啓発

【開催場所】矢作川(越戸公園横の分流)
【参加者】豊田自然観察の森 ジュニアもりレンジャー、自然観察の森指導員およびボランティアほか

・矢作川の水生生物観察(ガサガサ等)の指導
・採取された生物についての説明
(アブラハヤ、アカザ、ギギ、カワムツ、オイカワ、カワヨシノボリ、 ウツセミカジカ、コヤマトンボ、オニヤンマ、ハグロトンボ、ヒゲナガカワトビケラ、カワニナなど)
・ガサガサ体験から身近な自然である矢作川には多種類の淡水魚類、水生昆虫が生息していることを実感してもらった。
・種毎に水中の生息環境が異なっていることを餌との関係を通して紹介した。
・オオカナダモ、カワヒバリガイ、カワリヌマエビ属など採集された外来生物を紹介し、矢作川との関わりについて一緒に考えた。



 
 
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