矢作川学校事務局(豊田市矢作川研究所内) 
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2024年06月16日
生きものの生態を知る

【開催場所】逢妻女川ながれ橋付近
【参加者】小清水小学校、美山小学校児童および保護者    逢妻中学校生徒ボランティア     逢妻女川を考える会会員ほか

 

・開催日前夜の雨で逢妻女川が増水し、当日の朝も水位が下がらなかったため、川で予定していたガサガサは中止。

・逢妻女川を考える会が当日朝に採集した魚類やカメ類等を水槽に入れて室内展示。館内でパワーポイント資料を用いて魚類の種類や生態を解説(光岡先生)。

水槽に入れたエビ・カニ類および水生昆虫類を見ながら、種類や生態を解説(浜崎)野外の水槽に入れたカメ類を見ながら、種類や生態を解説(矢部先生)。

・ナマズやニホンイシガメ、スッポンに触ることができて楽しかった。

・スッポンの甲羅が柔らかいことを直接触って確認できてよかった。

・川でのガサガサは出来なかったものの、生き物を直接見たり触ったりできて、子どもたちは喜んでいた。



2024年06月08日
植物観察会

【開催場所】初音川ビオトープ
【参加者】初音川ビオトープ愛護会会員ほか

・この植物観察会は、愛護会がビオトープの管理を行うにあたり、除去すべき植物と残すべき植物を確認するため、2008年から年に一回行っている。
・愛護会が大型の外来種を選択的に除去し続けているので、ネズミムギ以外の外来種は大幅に減少している。
・2023年に研究所が実施した植生調査の結果から、草刈機の使用をなくす、もしくは減らすことで外来種の比率が下がり、大型の在来種の保全につながること、一方で頻繁な草刈機の使用は大型の外来種の駆除につながること、草刈機の使用が年2回までなら在来種が優占する草原の維持が可能なことを紹介した。
・愛護会からは、外来種以外にもヨモギ、ツルマメなど部分的に繁茂しすぎている在来種を抑制する管理を行う計画が示された。



2024年05月22日
水生生物観察(ガサガサ体験)

【開催場所】矢並川、白山川

【参加者】幸海小学校4年生児童と担任教師

・水生生物観察(ガサガサ等)の指導をうけた。

・採取された生物(魚やカニやエビなど)についての説明をきいた。

・ガサガサ体験から身近な自然である矢並川・白山川にはきれいな川に住む水生生物が生息していることを実感した。

・今回の場所と他の場所(ふるさと周辺に流れている川)で、違う生物が住んでいるのか、もっと生物がいるのか気になると子供が振り返りで話をしていた。

・水生生物をとってすぐ名前を教えてもらえるので、とても楽しく学習していた。

・講師の先生に話をしていただいたことで、ふるさとの川を守っていきたいという気持ちをもつことができた。



2024年05月16日
川魚の生態と捕まえ方

【開催場所】学校教室

【参加者】九久平小学校4年生児童

 

・魚の成長段階ごとの生息場所(卵、仔稚魚、成魚)
・生息場所から見る魚の種類(流れの速さと川底の粒径)
・ガサガサのやりかた(研究所作成Youtube動画)
・質疑応答
Qなぜ種類によって生息環境が違うのか
A生息環境に適応した結果、違う種類になった(進化した)と考えるといい
Q魚の親と子どもが一緒にいることはないか
A大小の魚が同所にいることはあるが、大半の魚は子育てをしない。
Q遊泳力が高い魚はどうやって捕まえたらいいか
A専門家は投網などの違う方法で捕まえる。たも網ならみんなで1列に並んで待ち構え、別の人たちが上流から追い込むといいと思う



2024年04月30日
矢作川とアユの生態について

【開催場所】矢作川(小渡地区)

【参加者】小渡小学校1,2年生児童

 

・愛知県の魚の話(愛知県水産課)、アユの放流体験、アユの生態の話(矢作川研)
・矢作川は海までつながっている
・アユは川と海とで生活する回遊魚
・アユの生活史(春は遡上、夏は川で成長、秋は川を下って産卵、冬は海で成長)
・アユの食べ物は川底の石についた藻
・エサを独占するため他のアユとケンカする習性を利用した友釣りがある

矢作川を背景にお話

アユの放流体験



 
 
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